- EIKO+ERIKOによる楽曲解説 -

1. glitter

初めて2人で作ったオリジナル曲です。連弾の作曲も初めてだったので実験的に作ったものでしたが、二人の性格や好みも違うからこそ、それぞれの色が混ざりあい新しい色彩の音楽を作ることができました。自分たちがそれまでに知らなかった、EIKO+ERIKOの色を発見できた曲です。

2. Flame me with Crimson

聞いてる人たちが自然に体が動いてしまうような曲をつくりたい!という思いから生まれた曲です。体の内側にある小さなエネルギーが少しずつ燃えていき、最後は真紅に染まりあがる、そんな勢いのある曲。

3. Mr.Chaplin

ピアノとドラムのみ、言葉の力を借りずに聴衆の心を動かしたい!というのがEIKO+ERIKOのポリシーですが、喜劇の王と称されたチャールズチャップリンもまた、セリフや音楽のないサイレントフィルムで沢山の人々を楽しませてきました。そんなチャプリンを讃えて、聴いているだけで彼のコミカルな動きや表情が思い浮かぶような、軽くて動きのある曲を書きたいと思い作りました。

4 .good old days

EIKO+ERIKOが三年の間一緒に暮らし、様々な音楽を吸収しながら切磋琢磨しながら過ごしたボストンは、チャールズリバーやボストンコモンを始めとする自然が身近に感じられる美しい街です。人口も少なく、夜になると綺麗な星空も見ることができました。いま私たちがボストンを想う時、穏やかな街の風景と同時に、二人が過ごした貧乏ながらも音楽漬けで明るく楽しく過ごした日々が思い起こされます。二人のボストン生活の美しくもどこか切ない、懐かしい気持ちを曲にしました。

5 .Night Owl

昼とはまるで違った雰囲気、顔を見せる東京の夜の街をイメージした曲です。Night owlは日本語で夜行性という意味があります。夜になると生き生きと動きだす、都会の夜の独特な空気感を曲にしました。

6. Explorers

2人で今後どんな未来を切り開いていくのか、不安と希望と興奮と期待と…そんな感情を曲にしました。薄暗い道の中を、差し込んでくる光を手がかりを頼りに進んでいく、そんなイメージの曲です。

7. Scramble Crossing

出会いがあれば、別れがあり、そんな人との巡り合いはまるでスクランブル交差点のようだと思い作った曲です。大切な仲間との時間は、本当に楽しくて、永遠に続いてほしいと願うも必ず終わるときがくる、そんな切なさが明るさの中に隠れている曲です。

8. BELLADONNA

ベラドンナは毒を持つ花の名前で、別名「魔女の草」とも言われています。ルネサンス期のイタリアベニスの貴婦人達が目を美しく見せるために、「魔女の草」の葉や根の煎じ汁を点眼していましたが、使い過ぎにより沢山の人が死に至りました。花言葉は人を騙すものの魅力、沈黙。この曲ではこの花の美しくも不気味な、不思議な魅力を音楽で表現しました。